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 「映画ドラえもん のび太の宇宙英雄記(スペースヒーローズ)」が3月7日から公開される。累計観客動員数が1億人を突破した、春の定番映画の35周年記念作。旧作を集めた映画祭のトークイベントでは、2005年春の声優陣交代で重責を引き継いだ現“ドラえもん”と現“のび太”が、先代声優からの温かい言葉に涙する一幕があった。

 14日に都内で開かれたトークショーには、現ドラえもんの水田わさび、現のび太の大原めぐみ、サプライズゲストとして先代のび太の小原乃梨子、先代しずかの野村道子が登壇した。

 「10年はあっという間だった」と水田。「体力はあるつもりだが、インフルエンザの予防接種とか健康管理に気をつけるようになった。映画の収録はちょうど風邪のはやる時期で(先輩たちが)それをずっと続けてこられたのはすごいこと」とたたえた。

 「体調に気をつけて、収録が終わるとようやく新年という気分になった」と野村は振り返る。「映画では、ふだんのテレビではダメな私たちがヒーローになる。だからうれしくてつい頑張っちゃう」と小原。

 「私は10年経ってようやく声が安定してきた。のび太の声を維持するコツは?」と大原がたずねると、小原は「のび太くんの顔を見ると、ああいう声が出るの。ペーター(「アルプスの少女ハイジ」の少年役)の顔を見ると、ああいう声になるのよ」。ほかにも「タイムボカン」の悪玉役など長く愛されるキャラクターを数多く担当したベテランの言葉に、会場がどっと沸いた。

 先代声優陣が四半世紀かけて育てた国民的キャラクター。それを引き継いだ時の重圧を水田が吐露した。

 「ドラえもん役に決まっても『クビになるかも』と思いながらやっていた。電車でも隣で『ねえ、ドラえもん見た?』と私のことを言っている。自転車を止めても聞こえてくる。だから(主要キャスト)5人で『1クール(3カ月)続けよう』『2クール続けよう』と、1個ずつハードルを越えてやっていったんです」

 次の小原の言葉に、水田と大原は涙を抑えられなかった。

 「視聴者は慣れているから『前…

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