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 俳人野見山朱鳥(あすか)さん(1917~1970)が創刊した俳誌「菜殻火(ながらび)」が4月号(通巻757号)で終刊し、63年の歴史に幕を下ろす。朱鳥さんの死後、長く主宰を務めてきた妻で俳人のひふみさん(90)=直方市=が、体調を崩したためだ。同人からは惜しむ声が上がっている。

 朱鳥さんは直方市出身。「季題を通して永遠の生命に触れようとする詩精神」である「生命諷詠」という独自の理念を唱えた。「火を投げし如(ごと)くに雲や朴(ほお)の花」などの句で知られ、師事した高浜虚子からも高く評価された。長年結核に苦しみ、肝硬変のため52歳で亡くなった。

 菜殻火は菜種をとった後の殻を焼く火のことで、1952年4月号から毎月発行した。創刊号に朱鳥さんは「私は私を信じる人々と進み、私と共に俳句鍛錬を励む人々と進み、伝統を継承する新時代の俳句を創るための努力をつヾけます。菜殻火は消しませぬ」と決意をつづった。死後はひふみさんが引き継いだ。

 最盛期の70年代には北海道か…

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