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 神戸市発注の道路工事をめぐる入札妨害事件で、官製談合防止法違反容疑などで逮捕された市みなと総局臨海整備事務所係長の大西正人容疑者(58)が、入札の価格情報を伝えたとされる業者と複数回にわたり会食していたことが、捜査関係者への取材でわかった。2人の親交について兵庫県警は詳しく調べている。県警は27日、神戸市みなと総局工務課や臨海整備事務所などを家宅捜索した。

 捜査関係者によると、大西容疑者が会食していたのは、土木工事会社「協和道路」(大阪市鶴見区)社員、小井戸宏満容疑者(60)=公契約関係競売等妨害容疑で逮捕。小井戸容疑者は、大西容疑者から聞いた入札の工事費などを落札業者「神大建設」(神戸市灘区)の元社長平沢健二容疑者(63)=同=に伝えた疑いがある。協和道路と神大建設は取引関係にあったという。

 大西、小井戸両容疑者はともに「7、8年前に知り合った」と供述。大西容疑者が担当していた神戸市発注の土木工事に協和道路の関連会社が参加したことが知り合ったきっかけで、その後、神戸市内で会食するなどしていたという。