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 彫刻家の親松英治さん(81)=神奈川県藤沢市=が、幼いキリストを抱く高さ9・5メートルの木彫りのマリア像を南島原市に贈る。5月に完成予定で、市によると世界最大級の聖母子像という。島原の乱の犠牲者を追悼しようと長年、制作に取り組んできた大作で、市は有馬キリシタン遺産記念館(同市南有馬町)を改修して展示する。

 親松さんは日展評議員を務め、2011年には日展彫刻の部で内閣総理大臣賞を受賞した。カトリック信者で、1981年にローマ法王ヨハネ・パウロ2世が来日したのをきっかけに、国内の殉教者を慰め、彫刻家として「永遠性のある作品を残したい」と、聖母子像の制作を決意したという。

 南島原市には、幕府のキリシタン弾圧に抵抗した信者や領民ら約3万7千人が犠牲になった島原の乱(1637~38年)の舞台となった原城跡がある。親松さんは、この戦いで犠牲になったすべての人の鎮魂のためにクスノキで聖母子像を作ることにし、構想から34年間、ライフワークとして制作に取り組んできた。脊柱管狭窄(せきちゅうきょうさく)症を患っているが、「マリア像が完成するまで手術を控えている」と話す。

 原城跡は、同市の日野江城跡と…

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