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 ソニーは3日、仮想現実を体験できる端末「プロジェクト モーフィアス」を来年前半に発売すると発表した。端末を頭から顔にかけて装着して家庭用ゲーム機「プレイステーション(PS)4」につなげると、端末内部の画面をみながらゲームの中にいるような感覚を楽しめるという。発売する国や値段は未定。

 米カリフォルニア州サンフランシスコで開かれているゲーム開発者向けのイベントで発表した。この端末にはスキーのゴーグルのような部分の内側に画面があり、まるでゲームの主人公になったような感覚で風景がみえる。頭を上下や左右に動かせば、端末がその動きを察知して風景も変わる。ゲームの操作はコントローラーなどでする。

 ソニーは昨年公開した試作品では画面を5インチの液晶ディスプレーにしていたが、5・7インチの有機ELディスプレーに変えて視界を広げ、より鮮明な画像にした。1秒間に120回の画像表示ができるようになり、遊ぶ人の動きが画面に反映される時間差がほとんどなくなったという。

 遊ぶときはこの端末向けのゲームソフトが必要になる。将来はゲームだけでなく、教育や医療分野などでの応用も模索するという。(サンフランシスコ=宮地ゆう)

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