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 今国会に提出される予定の労働者派遣法改正案をめぐり、担当する厚生労働省の課長が「派遣労働はモノ扱いだった」と発言した問題について、塩崎恭久厚労相は5日の衆院予算委員会で「誤解を招いた」と陳謝した。担当課長を厳重注意したことも明らかにした。

 民主党の大西健介氏が5日、この問題を取り上げた。塩崎氏は発言は事実と認め、「厚労省は派遣で働く方々をモノ扱いしていることは決してないが、誤解を招くような不用意な言葉を使ったことはおわびを申し上げたい」と謝罪した。

 また、発言の趣旨に関して、「現行制度では派遣で働く方々の保護が不十分で、改正でより一層の保護の強化をはかろうとしていることを説明したかったものだ」と語った。

 担当課長は1月末、派遣業界団体の新年賀詞交歓会で、「派遣労働は、期間がきたら使い捨てだったという風なモノ扱いだった」と語り、派遣法改正案について「ようやく人間扱いするような法律になってきた」などとあいさつした。(平井恵美)

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