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 「気温が約10℃下がる」とうたう日よけネットの表示が消費者を誤認させるとして消費者庁は5日、メーカーの「タカショー」(和歌山県)に対し、景品表示法違反(優良誤認)で、同様の表示をやめるよう措置命令を出した。

 消費者庁によると、同社は「シェードネット」という屋外で張って使用する日よけネットを取引先を通じて販売。2012年2月~昨年11月、カタログやホームページに「シェードの下は気温が平均約10℃下がります」などと表示していたが、同庁は専門家の助言などから気温は下がらないと判断した。同期間の対象商品の売り上げは約1億4千万円。

 消費者庁の山本慎上席景品・表示調査官は「大気の温度である気温は日射熱の影響がないよう測定するもの。日光を遮っただけで気温が下がることはない」と話した。タカショーは「表面温度を気温と誤って表示してしまったことが原因」とする文書を公表した。(小寺陽一郎)