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 東日本大震災で被災し運休が続く岩手県のJR山田線宮古―釜石間(55・4キロ)が復活する。7日の着工をへて、運営を引き継ぐのは、NHKの連続テレビ小説「あまちゃん」で脚光を浴びた第三セクターの三陸鉄道。地元では「復興に弾みがつく」と期待する一方、赤字路線への不安もある。

 7日、復旧工事の着工式の会場となったJR宮古駅。JR東日本の社員が午後からの式典の準備に追われた。JR東が県などに示した素案では、全線再開は2018年度の見込み。約500メートル離れた閉伊(へい)川にかかる鉄橋は半分が流失したままだ。

 南隣の山田町にある陸中山田駅。線路は津波ではがされ、駅舎は火事で鉄骨だけになった。周辺は今、かさ上げ工事が進む。

 「鉄道で全国とつながると安心感がある」。町内で文具店を営む松本龍児(りゅうじ)さん(63)は復旧を喜ぶ。

 津波で駅近くにあった店は流された。駅から約500メートル離れた間借り店で営業するが、来秋に駅前に店を再建するつもりだ。

 「たくさんの人が乗るよう商店街を挙げて盛り上げていきたい」。乗車すればポイントが加算される商店街カードを作ろうと仲間と知恵を絞り始めた。

 鉄路復活は、復興への後押しが期待される。2日、19年のラグビー・ワールドカップの開催地に決まった釜石市。新設するスタジアム(1万5千人収容)は、山田線の鵜住居(うのすまい)駅の目の前だ。市は「鉄道という選択肢が増える」と歓迎する。

 「山田線が復活するなんて、夢みたい」。山田線と三鉄、両方にゆかりのある舘洞一絵(たてほらひとえ)さん(51)=盛岡市=は感慨深げだ。

 実家は山田町で織笠(おりかさ…

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