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 国立競技場(東京都新宿区)の取り壊しが本格的に始まった。その跡地に建てる新スタジアムは、2019年春の完成をめざし、今年の秋に着工する。わずか3年半の工期は綱渡り。日本スポーツ界の「聖地」には、巨額の建設費と、完成後の維持費という二重の財源不安ものしかかる。

工期 入札不調で半年遅れ

 幾多の名勝負を観客たちが見つめたスタンドを、圧砕機が崩していく。

 国立競技場の解体工事は週末の7日も進み、すでに観客席の一角は、がれきと化した。入札不調で工事開始が予定より半年遅れた。新競技場本体の着工が今秋に迫る。現場の担当者は「資材を集中投入して、期限に間に合わせる」。

 完成期限まで、あと4年しかない。東京五輪の開会式は20年7月24日だが、前年9月のラグビーW杯で、新国立は開幕戦と決勝の舞台となるからだ。機材搬入や芝生の養生を考えると、19年春がタイムリミット。日本ラグビー協会と、東京五輪・パラリンピック組織委員会の会長職を兼ねる森喜朗氏は、「タイトロープ(綱渡り)。つつがなく作業を進めてほしい」。

 老朽化した国立建て替えの突破…

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