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 理化学研究所の野依良治理事長(76)が、今月末で辞任する意向を固めたことがわかった。理研を所管する文部科学省も了承し、後任人事の調整に入っている。野依氏は在任期間の長さや自らの年齢の高さを理由にあげているという。文科省関係者は「STAP細胞論文問題の引責ではない」としている。

 野依氏は2003年10月に理事長に就任。3期12年目で、任期は18年3月まで。月内にSTAP細胞論文の問題を踏まえた理研の組織改革について外部有識者による評価が公表される見通しで、年度の替わり目を新体制をスタートさせる区切りととらえ、任期途中での辞任の意向を固めたとみられる。野依氏は理研広報を通じ「人事のことなので、お答えできない」とコメントしている。

 理研は約834億円の予算と約3500人の人員を持つ日本を代表する研究機関。予算などをより自由に使えるよう優遇する新制度「特定国立研究開発法人」に指定する動きがある。政府は昨年、STAP問題を受けて指定に必要な法案の国会提出をいったん断念。組織改革にめどをつけた後、早期の提出をめざしている。野依氏は今の任期に入る時点で「新法人の指定にめどがつくまで」との考えを周囲に示しており、こうした事情も辞任の背景にあるとみられる。

 理研は昨年12月、STAP論…

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