[PR]

 川崎市川崎区の多摩川河川敷で中学1年生の上村(うえむら)遼太さん(13)が殺害された事件で、殺人容疑で逮捕された3人のうち、無職の少年(17)が神奈川県警の調べに対し、「ごめんね、と謝りながら上村さんのほおを切った」と供述していることが捜査関係者への取材でわかった。この少年は上村さんと普段から仲が良かったが、リーダー格の無職の少年(18)に脅されてやむなく従ったという。

 捜査関係者によると、同じく逮捕された職人の少年(17)、上村さんを含めた4人は2月20日未明に河川敷に向かった。18歳の少年は、上村さんが特に慕っていた17歳の無職少年に「どこかに行っていいよ」と指示。この少年は近くのコンビニに1人で向かった。

 18歳の少年はその後に上村さんを裸にして川に入れ、泳がせた。上村さんが川から上がると、職人の少年が持っていたカッターナイフで切りつけた。18歳の少年は「切った後も再び川で泳がせ、暴行を繰り返した」と供述しているという。

 17歳の無職少年が戻り、暴行を止めようとしたが、18歳の少年に「お前もやってやるぞ」と脅されたうえ、ナイフを使って上村さんを切るよう命じられた。1学年下の17歳の無職少年は逆らえず、上村さんのほおを「ごめんね」と言いながら切りつけたという。

 18歳の少年は「17歳の無職少年には自分が暴行を強要した。この少年は悪くない」と供述しているという。