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 苫小牧市街地で、キレンジャクの群れが「チリチリチリ……」と鈴を転がすような鳴き声で飛び交い、雪解けの地上でナナカマドの実を探したり、水たまりで水浴びをしたりしている。

 頭上に冠羽。淡い褐色と灰色の体で、尾羽の先は黄色。翼にも白や黒、赤、黄の模様がある絶妙な配色で、群れになって飛び交う姿は人気の的。冬鳥としてシベリアなどから渡ってくるが、たくさん見られる年と、まったく見られない年があり、バードウォッチャーをやきもきさせる。

 同市内は6日に積雪ゼロになった。日本野鳥の会ウトナイ湖サンクチュアリネイチャーセンターによると、キレンジャクはナナカマドが大好物。雪解けの早かった市街地では、並木の下に落ちた赤い実をねらって飛び交う群れが3週間ほど前から見られ、道行く人の目を楽しませている。(深沢博)