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 兵庫県洲本市で9日に5人が殺害された事件で、死亡した平野浩之さん(62)が事件前日の8日、逮捕された平野達彦容疑者(40)に自宅前でにらまれたと家族に話していたことが、県警への取材でわかった。平野容疑者が開設したとみられるツイッターには被害者らを中傷する内容があり、県警は事件との関連を調べる。

 県警によると、浩之さんが8日、自宅の庭先に出たところ、たばこを吸っていた平野容疑者と目が合い、にらまれたという。その日の夕食時に長女が聞き、事件後に県警に伝えたという。

 一方、ツイッターには、浩之さんや家族の名前のほか自宅の地図が掲載され、「電磁波犯罪と集団ストーカー犯罪を行っている」などと中傷する書き込みが繰り返されていた。また、死亡した平野毅(たけし)さん(82)一家に対しても、「電磁波兵器で、他人を拷問」「他人の持ち物を奪う活動を十数年以上も行っている」などと中傷する書き込みがあった。県警は、平野容疑者が浩之さんらを敵対視する感情を募らせていた可能性があるとみて、殺害に至った動機などを詳しく調べる。