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 愛知県警守山署が交通事故で死亡した男性(67)がしていた指輪と入れ歯を紛失していたことがわかった。遺族に謝罪した同署が明らかにした。男性の妻(71)は取材に対し、「なくなったのは海外で暮らす娘が持つつもりだったダイヤの指輪。大切な形見で、謝られてすむものではない」と話した。

 同署によると、男性は今月1日午後11時25分ごろ、名古屋市守山区森孝1丁目の信号交差点で軽乗用車にはねられ、死亡した。妻が2日未明、病院で遺体を確認した際、男性は左手薬指に指輪をしており、入れ歯もしていた。その後、遺体は別の病院に運ばれて解剖後、遺族に引き取られた。ところが、5日の通夜で指輪がないことに気付き、署に問い合わせたという。

 同署が調べたところ、指輪は2カ所目の病院で、入れ歯とともにポリ袋に入れて保管していた。問い合わせを受けて捜したが見当たらず、廃棄してしまった可能性もあるという。

 堀岡裕副署長は「紛失したのは事実で、遺族に大変申し訳なく思っております」と話した。