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 岐阜県飛騨市神岡町の市立山之村小中学校で、卒業する中学3年の2人へのはなむけに、担任の先生が黒板に描いた大きな似顔絵を贈った。中学生3人と小学生4人だけの小さな山の学校。学びやを巣立つ2人の心に、その思いはしっかりと刻み込まれた。

 13日に中学を卒業したのは、石橋穂(みのる)さん(15)と沖田裕太さん(15)。卒業式の後、担任の田端剛之教諭(32)が2人を理科室へ案内した。黒板には2人の大きな笑顔。白いチョークだけで描かれていた。

 「すごい。よく似てる」

 「ほくろまで、ちゃんと描いてる」

 驚く2人。少し照れた表情を浮かべ、絵を指さしながらうれしそうに見入った。「持って帰れないから、心の中にとどめてください」。田端さんが声をかけた。

 理科の先生で絵を本格的に学んだことはないが、「家族のような存在」だった教え子たちを最後の日に喜ばせたかった。空き時間を使って2人の写真を見ながら描き、1週間ほどで完成させた。「大きな学校だとできない。喜んでくれてほんとうによかった」

 神岡町の中心街から曲がりくね…

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