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 直径2メートルもある巨大なアップルパイが14日、福島県浪江町の復興イベントに登場した。イベントは町役場の避難先の二本松市内であり、避難生活を続ける人たちは顔をほころばせながら、熱々のパイをほおばった。

 パイを振る舞ったのは、青森県弘前市の「巨大アップルパイギネスに挑戦する会」。町の支援を続ける弘前大学に招かれた。青森名産のリンゴ約400個を使い、約750人分にあたるパイを焼き上げた。ちょうどお昼どき。周囲に甘い香りが漂った。

 二本松市内の仮設住宅に避難している宮林和子さん(62)は「温かいパイは初めて食べた。自然な甘さでおいしい」とうれしそう。「挑戦する会」会長の新戸部洋輔さん(55)は「弘前のリンゴを食べて、少しでも元気を出してもらえればうれしい」と話した。