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 将棋のプロ棋士とコンピューターの五番勝負「電王戦FINAL(ファイナル)」第1局が14日、京都市中京区の二条城二の丸御殿で指され、斎藤慎太郎五段(21)がコンピューターソフト「Apery(エイプリー)」に勝った。

 得意の詰将棋で培った読みの深さを武器に臨んだ斎藤五段と向かい合ったのは、自動車部品メーカー・デンソーが開発した「電王手さん」。敵陣に侵入して駒が成る際、裏返すこともできるマシンが、エイプリーの選んだ駒を動かし、着手する。双方の陣形が固まる前に戦いが始まり、斎藤五段が制した。「厳しい勝負になると思っていた。勝ててホッとした」と話した。

 電王戦は一昨年から棋士5人と五つのコンピューターソフトが対戦する団体戦方式となり、これまでコンピューターが1回目を3勝1敗1引き分け、2回目を4勝1敗と人間を圧倒している。団体戦方式では最後となる今回、日本将棋連盟はコンピューターの扱いに慣れた若手強豪を選抜して対策を練ってきた。

 第2局は21日に高知市で指され、新人王戦で優勝した実績をもつ永瀬拓矢六段(22)が登場する。(村瀬信也

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