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 明治時代の建造物を保存展示している愛知県犬山市の博物館明治村で15日、4代目村長となる作家の阿川佐和子さん(61)の就任式があった。初めての女性村長となった阿川さんは「日本文化と外国の技術が融合したものの裏にある、素晴らしい知恵や技を多くの人に伝えていきたい」と抱負を語った。

 就任式は京都市から移築された聖ザビエル天主堂であった。阿川さんは明治時代の貴婦人をイメージしたオレンジ色のドレス姿で登場。クラシックカーの「T型フォード」(1909年製)に乗り、沿道を埋めた来園者らに手を振りながら約700メートルをパレードした。

 村長はPRを担う名誉職。阿川さんは、母校・東洋英和女学院の旧校舎の保存活動に携わった経験があることから選ばれた。「私が楽しまなきゃ楽しい場所にならないので、村長を楽しもうと思っています」と話した。

 この日は、18日に迎える開村50周年の記念式典や約4年ぶりに復活したSL9号の出発式もあった。