[PR]

 陸上自衛隊第7師団(千歳市)は18日、恵庭市、北広島市などにまたがる北海道大演習場で行われた実弾訓練中の2月20日、装甲戦闘車から過って機関銃弾1発が発射されたことを明らかにした。

 弾は前方の装甲戦闘車にあたり燃料携行缶を貫通した。機関銃には異常がなかったことから、同師団は人為的なミスとみている。火災やけが人はなく、演習場内で起きた事態であるなどの理由から地元の自治体には今月17日まで連絡していなかった。同師団は「不安を与えて申し訳ない。再発防止を徹底したい」と話した。

 同師団によると、2月20日午前7時半ごろ、縦に4両で並んでいた装甲戦闘車のうち2両目の車両から7・62ミリ弾1発が発射された。約5メートル先の装甲戦闘車の後部にあった軽油約20リットルが入った携行缶にあたった。実弾射撃訓練では実弾は射撃直前に初めて装塡(そうてん)され、誤射は装塡作業中に起きたという。

 訓練は、射撃の精度向上を目的として約50人が参加していた。2月24日までの予定だったが、事故を受けて打ち切られた。