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 書類送検に必要な書類の書き方がわからず、捜査書類一式を捨てたとして、大阪府警は18日、交野署の巡査部長(46)を公用文書毀棄(きき)容疑で書類送検し、減給10分の1(3カ月)の懲戒処分とした。巡査部長は同日付で依願退職した。

 府警によると、2013年8月、交野署が原付きバイクの無免許運転の疑いで20代の男性を現行犯逮捕した。男性は釈放され、交通課にいた巡査部長が任意捜査を引き継いだが、書類送検のときに処分に関する意見などを記す「送致書」の書き方がわからず、書類一式を放置。地域課に異動する直前の昨年9月、供述調書など19通の書類を署内のシュレッダーにかけて廃棄した疑いがある。

 巡査部長は「書類作成の能力がなく、送致書の作り方がわからなかったが、人に聞くのは恥ずかしくて捨てた」と説明したという。

 昨年12月、免許取得の相談のために男性が門真運転免許試験場を訪れ、「無免許運転で逮捕されたことがある」と申告。試験場が署に問い合わせたところ、書類送検されていなかったことが発覚したという。

 府警幹部は「年齢も年齢だし、人に聞けなかったのだろう」と述べた。