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 JR西日本は23日、大阪―札幌間の定期便から引退した寝台列車「トワイライトエクスプレス」を、旅行会社によるツアー専用列車として運行すると発表した。客室は人気の「スイート」「ロイヤル」のみを集めて編成し、5月16日から、大阪・京都と下関(山口県)間の約800キロを30時間ほどかけて走る。

 既存の3編成から高級客車を集めた。下りは大阪を午前10時ごろに出発し、琵琶湖を一周。その後は山陽線を走り、翌日午後3時ごろに下関に着く。上りは下関を午前10時ごろ出発し、翌日午後6時ごろ京都着。5~6月は毎土曜日に大阪を、毎月曜日に下関をそれぞれ出発し、7月からは山陰回りのコースも始める。ツアー料金や申し込み方法などの詳細は、近く旅行会社が発表する。

 オリジナルのパンやデザートを提供し、沿線特産品の車内販売や駅構内での伝統芸能の実演なども試行。当面、1年間走らせ、2017年春に運行を始める新しい寝台列車「トワイライトエクスプレス 瑞風(みずかぜ)」に経験を生かすという。(柳谷政人)