[PR]

 理化学研究所の野依良治理事長(76)は23日、理研本部(埼玉県和光市)で記者会見し、STAP細胞論文をめぐる研究不正について「理研全体が組織として防げなかった。心からおわび申しあげる」と陳謝した。一方、「大きな意味で真相は解明された」として、一連の対応にめどがついたとの認識を示した。

 会見は、理研改革を監視する外部有識者の委員会(委員長・野間口有〈たもつ〉三菱電機相談役)が「(改革に)道筋がついた」との評価書を20日にまとめたのを受けたもの。野依氏は今月末で辞任する意向を固めているが、会見では進退について「コメントする立場にない」として明言を避けた。ただ、「(研究不正が原因で)組織の長が引責辞任した例は皆無だ」と述べ、STAP論文問題での引責辞任を暗に否定した。後任の理事長は、24日の閣議で了解を得て、前京都大総長の松本紘氏が任命される見通し。

 野依氏は研究不正の最大の責任者を「現場の研究者たち」と指摘。理研としての対応の遅れや説明不足が批判された点は「最善を尽くしてきた。ただ、科学的な検証(に必要な時間)と一般社会の求めるスピード感に乖離(かいり)があった」と釈明した。当初の不正調査が不十分で、再調査に追い込まれたことについては「もっと早く(本格調査を)やった方がよかった」と述べた。

 これまでの調査で、STAP細…

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら

こんなニュースも