【動画】海自最大の護衛艦「いずも」=中野内満也、川村直子撮影
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 全長248メートルでヘリコプターの発着スポット5カ所を持つ海上自衛隊最大の護衛艦「いずも」が25日、就役した。最大規模だったひゅうが型護衛艦よりも51メートル長く、潜水艦を探知する哨戒ヘリを中心に、5機多い9機を運用できる。海自は「探知が難しくなっている中国潜水艦への対応能力を高めた」としている。

 国際的な権威があるジェーン海軍年鑑では「ヘリ空母」に分類されている。海上自衛隊第1護衛隊群(神奈川県横須賀市)に所属。情報通信能力が高く、離島防衛作戦の司令部機能も持つ。陸自が新年度から導入する新型輸送機オスプレイも着艦できる。燃料や水の搭載量を増やして、他艦への補給もでき、長距離、長時間の作戦が可能だ。

 建造費は約1200億円。2010年度予算で建造が決まった。この日は、横浜市磯子区の「ジャパン マリンユナイテッド」磯子工場で、中谷元防衛相が参加し、防衛省への引き渡し式と自衛艦旗授与式があった。