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 夏目漱石「それから」の再連載を、明日から始めます。106年ぶりに、当時と同じ全110回を、新設の「文化・文芸面」で月~金曜日に掲載します。それにあわせて、漱石の孫でエッセイストの半藤末利子(はんどうまりこ)さんに、母から聞いた素顔の漱石を語ってもらいました。

 ――昨年4月から、本紙は、ほぼ100年ぶりに、漱石作品の連載を始めました。お読みになっていますか。

 「ええ。主婦は毎日、いろいろ忙しいでしょう。新聞連載の分量だと、ちょっと空いている時間に目を通せて、とてもいいんです」

 「母(漱石の長女・筆子さん)によると、鏡子さん(祖母。漱石夫人)も新聞連載の小説が大好きで、連載小説を読むために、新聞全紙をとっていたそうです。当時は娯楽がなくて、新聞小説がいまのテレビの役目だったのでしょう。子どもの世話や家事を終えてやっと休める夜、寝床の中で読んだそうです。時にお菓子をぽりぽり食べながら。読むのは大衆小説です。漱石のはあんまり熱心に読んでなかったみたいですね」

 「でも漱石の小説だって筋などは大衆小説っぽい。だから読まれた。ただ、文章がべらぼうにうまい。格調が高いですね」

 ――家庭人としての漱石は、どうだったのでしょうか。

 「母は本当に怖かったといって…

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