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 中国が主導して設立をめざすアジアインフラ投資銀行(AIIB)に、韓国政府が創立メンバー国として参加する方針を決めたことが26日、明らかになった。米国の反対などから、参加に慎重だったが、経済的なメリットを優先した。

 韓国企画財政省によると、AIIBが本格的に運営される場合、アジアに大型インフラ市場が開かれ、韓国企業の参加する機会が広がると説明。一方で、韓国政府はAIIBの意思決定の仕組みなどが国際的な水準でなければならないと中国側に改善を求めてきた。その結果、「最近、相当な進展があった」という。今後も関係国と協力して透明性などで高い基準を満たすようにすることで、世界経済の発展に積極的に努力していくとした。

 AIIBの創立メンバー国となるには、今月末が参加表明の期限とされている。21日にはソウルでの中韓外相会談で、中国の王毅(ワンイー)外相が、韓国側に改めて参加を要請した。韓国は対米関係への影響を懸念して慎重な態度を保っていたが、英仏独などが相次いで参加を表明。韓国政府内でも経済的な利益を考えて参加すべきだという意見が高まっていた。(ソウル=東岡徹

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