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 ゲームを趣味や遊びではなく、サッカーや野球のような競技としてとらえる「eスポーツ」が、日本でも広がってきた。月給制のプロチームが生まれ、賞金を出す大会も増えた。東京の専門学校が来春つくるプロゲーマーの養成課程では、優勝インタビューでの話し方なども教える。

 パソコンに向かった選手たちがぐっと表情を引き締め、キーボードを素早くたたく。マウスを小刻みに動かして、画面上のキャラクターを操る。5人1組で協力し、敵を倒しながら敵陣を攻めるゲームだ。

 3月末に東京・秋葉原であった人気オンラインゲームのeスポーツの大会。巨大モニターにゲーム画面が映し出され、進行にあわせて実況中継が続いた。

 会場の最前列に座り、友人と初観戦した横浜市の大学生溝口歩さん(19)は「熱気がすごい。サッカーとかスポーツ観戦と同じ感覚ですね」と興奮気味だった。薄暗い会場を赤と青の照明が照らし、マイクで名前を呼ばれた選手たちが入場する風景は、格闘技の試合さながら。集まったのべ約800人の観客は高度な技が飛び出すたびに大きな歓声をあげ、のべ約13万人がインターネットの動画サイトで生放送をみた。優勝チームには、賞金20万円が贈られた。

 月給制のゲーム選手も誕生した。オンラインゲームのチーム「DetonatioN FocusMe」では、18~24歳の男性6人の選手が、千葉県船橋市の地下1階地上2階の貸家で2月半ばから、監督らも一緒に寝食を共にする。

 居間には、パソコンが計8台。ホワイトボードには1日の練習予定が書き込まれている。1日約10時間練習して国内外の大会に出場し、「高卒初任給を若干下回る程度」の給料が出る。

 家賃や光熱費、食費は、チームが負担。パソコンや周辺機器メーカーからのスポンサー費などが元手になっている。チームを運営する梅崎伸幸代表は「世界で勝てるプロ選手を育てるには、安定的にお金が入り、ゲームに集中できる環境が必要だと考えた」と話す。

 「東京アニメ・声優専門学校」…

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