朝日新聞社は30日、東京創業の地、東京都中央区銀座6丁目に新ビル「銀座朝日ビル」(仮称)を建設すると発表した。地上12階、地下2階の建物には、ラグジュアリーホテル、商業施設が入る。2017年秋に完成する予定だ。

 新ビルは高さ48メートル、延べ床面積約1万6千平方メートル。1、2階に商業施設、3~12階はラグジュアリーホテルが入居する。誘致するホテルについては、本体着工する来年2月ごろまでに公表する。店舗数、ホテルの部屋数なども調整中だ。設計施工は鹿島が行う。

 敷地は店舗が立ち並ぶ「並木通り」沿い。外観のコンセプトは『「100年の灯」~次代をてらす灯、宿る思い~』で、銀座の街並みと調和したデザインとする。

 大阪で誕生した朝日新聞社は1888(明治21)年に東京に進出した。ビル建設地はその際の拠点で、その後、夏目漱石や石川啄木が活躍した。敷地前の歩道には啄木の歌碑「京橋の瀧山町の 新聞社 灯ともる頃のいそがしさかな」がある。