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 現役の公共図書館としては国内最古の大阪府立中之島図書館(大阪市北区)で1日、54年ぶりに正面玄関の扉が開かれた。

 中之島図書館は1904年の建築で、国の重要文化財にも指定されている。正面玄関の扉(高さ3メートル、幅1・7メートル)は1961年まで使われていたが、内側の玄関ホールを閲覧室として利用するために閉鎖。利用者は玄関脇にある出入り口を使っていた。

 図書館活用のための有識者会議で「館のシンボルとして活用すべきだ」との提言を受けて、今年1~3月に改装工事を施した。今後は正式な入り口となる。

 1日の記念式典ではテープカットに合わせて玄関扉が職員の手で開かれ、市民たちが館内へ入った。府教育委員会は図書館を「大阪の文化のシンボル」とする方針で、6~10月にも大型書架やカフェスペースを設ける工事を予定している。(玉置太郎)