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 世田谷区長選(19日告示、26日投開票)の公開討論会が5日、立候補予定の2人のうちの1人が会場に現れなかったため、急きょ中止になった。主催した東京青年会議所(JC)は「前代未聞。会場に来た方に申し訳ない」と話している。

 出席を予定していたのは無所属現職の保坂展人氏(59)と同新顔の久保田英文氏(55)=自民推薦=で、久保田氏が欠席した。会場には100人以上の聴衆が来ており、中止を伝えられると「どうなっているんだ」など不満の声が上がった。

 東京青年会議所世田谷区委員会によると、久保田氏側は3月末に書面で参加を了承した。だが今月4日午後11時すぎ「討論会で3時間拘束されるのは困る」という電話があったという。

 同委員会は時間短縮を検討すると伝えて参加を求めたが、5日午前中に「出席は難しい」という連絡があった。同委員会は「さらに交渉していた」として、午後0時50分の開会時刻まで開催方針をとり続けた。

 久保田氏は朝日新聞の取材に「支援者からたくさん声をかけられていて、出席は難しいと判断した」と答えた。同委員会の明石康彦委員長は「低投票率が懸念されるなか、大変残念な行為だ」と話した。(重政紀元)

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