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 「スマホやめますか、それとも信大生やめますか」。4日に開かれた信州大学の入学式で、山沢清人学長(70)が新入生にこう語りかけ、ネットでも大きな話題になった。学生たちはどう思っているのだろうか。

 山沢学長は入学式のあいさつの中で、若い世代がスマートフォン依存症になっている風潮に触れ、「知性、個性、独創性にとって毒以外の何物でもありません」「スイッチを切って、本を読み、友達と話し、自分で考えることを習慣づけよう。物事を根本から考えて全力で行動することが独創性豊かな信大生を育てる」と約2千人の新入生に呼びかけた。

 山沢学長は東北大学大学院を修了。1979年に信州大工学部講師となり、93年に教授、2006年に信州大工学部長となり、09年10月から学長に就いている。電気機器学が専門で、携帯電話の技術革新にも携わったという。

 信州大工学部に入学した男子学生(19)は「学長はスマホ自体を否定しているのではなく、使う際のバランスや学生の本分を忘れるな、と伝えたかったのだろう」と理解を示す。

 教育学部の女子学生(18)は入学式翌日、県外の大学に進学した同級生からのメールで、学長のあいさつがネットで話題になっていることを知った。「スマホの功罪は、山沢学長自身がよく知っていると思う。スマホは悪いもの、という押しつけはどうか」と疑問を投げかける。

 「私たちの世代のほとんどは、スマホなしの生活はあり得ない。スマホをなくせば、新しい友だちもできにくくなるし、環境にも財布にもやさしい電子書籍を読めなくなります」

 総務省情報通信政策研究所の2013年の調査によると、10代でスマホを利用している人の割合は63%。1日の利用時間の平均は平日116・9分、休日179・2分にのぼり、テレビ利用時間の平均(平日126・4分、休日183・8分)にほぼ匹敵する。パソコンの利用時間(平日平均19・5分、休日平均23・6分)を大幅に上回った。

 7日、東京都新宿区の早稲田大…

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