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 昨年5月に放送されたNHK「クローズアップ現代」で、登場する男性が「やらせがあった」と指摘している問題で、NHKの調査委員会(委員長=堂元光副会長)は9日、中間報告をまとめ公表した。やらせの有無についてはさらに調査を進めるが、収録の現場を「(詐欺の)活動拠点」と表現したことは誤りで、裏付けが不十分だったと認めた。さらに「視聴者の多くは実際と異なる取材過程を印象づけられた」と番組構成上の問題点を指摘し、チェック体制や改善策を検討するとした。

 番組は、出家して戸籍名を変えることで債務記録の照会を困難にする「出家詐欺」の特集。多重債務者の男性に対し、出家を斡旋(あっせん)するブローカーとして登場した大阪府内の男性が今月1日、「私はブローカーの経験はなく、NHKの記者にやらせの指示を受けた。犯罪者のような放送をされ憤りを感じる」として、NHKに対して訂正を求める申入書を提出している。

 NHKは会見で、取材した大阪放送局の男性記者は、「演技の依頼はしていない」と一貫して否定しているなどと説明。取材に対して男性が詐欺の手口を詳細に語り、「われわれブローカー」と称していたことから、記者は「ブローカーに間違いないと思った」と話しているという。関係者の話が食い違う点を中心に、事実関係をさらに調査するという。

 番組内で撮影に使われた事務所…

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