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 中学からの知り合い、平岡常次郎が訪ねてきた。一時は親しく行き来していたが結婚し、銀行の京阪地方の支店に赴任した。近頃は疎遠になっていたが、代助には忘れるわけにはいかない事情があった。2人は大いに飲み議論し「贅沢な経験をしなくっちゃ人間の甲斐(かい)はない」と主張する代助に「何時までもそういう世界に住んでいられれば結構さ」と平岡は言う。そして支店長のために使い込みを穴埋めし、辞職・帰京に至った状況を語る。

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