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 新学期。子どもの入学や進学を機に、スマホを買い与えるかどうか悩む親は少なくない。スマホを使ったオンラインゲームをめぐるトラブルも増えている。心配は尽きないが、学校の学習でもネットを使う時代。親子で、上手に使うためのコツは――。

 9歳の娘が、親のスマホでゲームをして、勝手に高額なアイテムを買っていた――。今年2月、甲信越地方の40代の母親から、消費者センターにこんな相談があった。業者から、アイテムの代金として5万円を請求されたという。

 一方、関東地方の30代の母親から相談があったのはアダルトサイト。8歳の娘が、スマホでネット検索していたら、「画面がおかしい」と言ってきた。母親が見たところ、「誤作動はこちら」と指示する画面が表れ、操作すると、「お金を支払うようにというメールが送られてきた」という。

 国民生活センターによると、スマホを利用したデジタルコンテンツに関する相談件数は、2009年度は2件のみ。ところが14年度になると、今年2月末現在で6万件を超えるなど、急増している。

 未成年の被害も増えている。オンラインゲームに関するトラブルは、12年11月の532件から13年11月の1341件に増え、未成年者の割合は、4割に倍増。うち、9歳以下が12%から18%になった。「保護者が新しい機種に変更して、使わなくなった中古のスマホを与えて、制限をしない状況で使わせている例も多い」と担当者は言う。

 今年1月、有害なサイトから子どもを守るフィルタリング会社のデジタルアーツが調査したところ、小学3年以下の子どもがネットに接続できる自分専用の端末を持っていたのは約55%。携帯ゲーム機、子ども用携帯電話に次いで、「契約の切れた中古のスマホ」が多かったという。

 契約が切れたスマホでも、家の中に無線LANがあれば、ネットにつながる。親が使っていた中古スマホは、アダルトや残虐なサイトなどをブロックするフィルタリングがかかっていない場合が多く、子どもが有害サイトに遭遇してしまう可能性が高い。

 このため、無線LANも制限す…

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