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 マグロの解体ショーが人気らしい。はえ縄漁の生マグロ水揚げ量が日本一の漁港がある和歌山県には、専門の会社が誕生。結婚式などのイベントで包丁さばきを披露し、喜ばれている。

 大阪市北区のホテル。先月開かれた結婚披露宴で、乾杯の発声後、威勢のいいかけ声にあわせて法被姿の男性2人が40キロのマグロを担いで入場してきた。どよめく招待者の間をめぐり、新郎・新婦が座る高砂の前に。綿谷知晃さん(30)と田中杏奈さん(32)が一緒に刃渡り1メートルの包丁でかまに入刀。初めての「共同作業」だ。

 入刀されたマグロは、職人の手によってさばかれる。職人は語源や泳ぐスピードなどのクイズを出し、カメラを手にした人たちが囲んで大盛り上がり。参列者には、300貫を超す握りずしが振る舞われた。

 この解体ショーは、和歌山市の専門会社「鮪(まぐろ)名人」が担当。和歌山県橋本市出身の田中さんがサプライズの企画として依頼した。20分ほどで約40万円と安くはないが、田中さんは「一生に一度のこと。思い出に残る結婚式で皆さんに喜んでもらえたら」と話す。

 鮪名人は、医療機器メーカーの営業をしていた武縄伸也さん(41)が2012年1月に設立した。和歌山市の海産物販売会社「黒潮市場」で行われていた解体ショーに人が集まるのを見て、商機を感じたという。

 その日に地元で水揚げされたマグロを持って、結婚式のほか新年会や忘年会、個人宅の誕生日プレゼントなど全国にでかける。料金は本マグロやメバチマグロ、キハダマグロなどの種類によって異なり、税込み約27万5千円から。最も高額なのは、すし2千貫分に相当する100キロの本マグロで、税込み約150万円になる。出張する地域によって、1万~16万円の出張運搬費が加わる。

 依頼は順調で、昨年は220件…

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