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 韓国から帰国した産経新聞の加藤達也・前ソウル支局長は14日夜、羽田空港で記者団の取材に応じた。9カ月ぶりの帰国に明るい表情をみせつつ、「自由に(国外に)出られる状況とそうでない状況の違い、重みを痛感した。自由な移動を制限することは大きな問題だ」と述べた。

 8カ月にわたった韓国当局の出国禁止措置については、延長の公算が大きいと思っていたため、14日の解除に驚いたという。出国禁止などの韓国側の一連の対応をめぐっては、「告発の状況が不可解な点もあると感じる」と指摘した。

 今週末には再びソウルに戻り、裁判に備えるという。「これまでどおり淡々と事実関係を説明したい。今回の一件で(自分の報道に関する価値観や原則は)何ら変わらない」と話した。