[PR]

 代助は平岡から兄・誠吾の会社への世話を頼まれ、子どもを亡くした平岡の妻・三千代の様子を尋ねる。代助の父・長井得はかつて藩の財政整理に携わり、その後実業界で成功、代助の兄とその妻・梅子、その子・誠太郎と縫と暮らす。最高の教育を受けながら本家の金で暮らす代助に父は、三十過ぎで「遊民」とは「如何(いか)にも不体裁」などと説法するが、「職業のために汚(けが)されない」ことを上等と考える代助は適当にかわし、議論にもならない。

こんなニュースも