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 広島空港(広島県三原市)で発生した韓国・ソウル(仁川)発広島行きアシアナ航空162便(乗客・乗員計81人)の事故で、着陸時、空港周辺の視界が急速に悪化し、着陸をやり直す基準に達していた可能性があることがわかった。国の運輸安全委員会は事故機が超低空で進入したとみており、韓国人機長や管制官から当時の状況を聴く。

 広島空港は標高約330メートルの山間部を切り開き、1993年に開港した。季節によって霧や雲に覆われることが多く、西側から進入する着陸機を精密に誘導する計器着陸装置(ILS)を備えていた。

 国土交通省によると、事故機はILSの精密誘導が使えない東側から進入。全地球測位システム(GPS)や機体の高度計などを頼りに、最終的に目視で着陸を図った。天候や風向きによって東側から進入するケースは珍しくなく、14日は他の便も東側から着陸していた。

 関西航空地方気象台(大阪府田尻町)によると、広島空港周辺では14日午後7時前に霧が観測され、午後8時には弱い雨が降っていた。空港内の滑走路視距離観測装置の記録では、午後8時に視界は1800メートル以上と悪くなかったが、午後8時8分のデータでは300メートルへと急速に悪化していた。事故は午後8時5分ごろ発生したとされる。

 広島空港では東側から進入する場合、パイロットからの視界が1600メートル以上なければ着陸をやり直す基準がある。直前に視界が悪くなった場合はパイロットに判断が任されている。

 国交省によると、事故機は午後…

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