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 米メディアによると、首都ワシントンで15日午後(日本時間16日未明)、1人乗りの小型回転翼機(ジャイロコプター)に乗った男性が米連邦議会の周辺を飛行して着地し、そのまま警察に逮捕された。男性は地元メディアに対し、政治と金の問題を訴えるために飛行するなどと事前に計画を話していたという。

 NBCニュースなどによると、逮捕されたのはフロリダ州の郵便配達員の男性(61)とみられる。地元メディアやウェブサイトで事前に飛行計画の一部を明らかにし、政治と金の問題や財政再建について訴えるため、議員一人ひとりに宛てた手紙を飛行機で運ぶなどと述べていた。機体には、男性の勤務先とみられる郵便公社のマークがあしらわれていた。

 CNNによると、男性は、100キロ以上離れたペンシルベニア州の空港から飛び立ったらしい。空港に男性の車が駐車してあったという。

 現場周辺は、ホワイトハウスや行政機関が立ち並ぶ首都中枢で、飛行機や無人機(ドローン)などの飛行は禁止されている。だが、1月にはホワイトハウスの庭に無線操縦のドローンが墜落。議会などから首都の警備を不安視する声が出ている。(ワシントン=小林哲