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 甲府市太田町の遊亀公園付属動物園で、ワラビーの子どもが母親のおなかの袋から顔をのぞかせ、来園者の人気を集めている。同園生まれのメスのナズナと、2013年に埼玉県から婿入りしてきたオスのターボの子どもだ。

 子どもが生まれると、ワラビーの母親は自分のおなかをなめて、子どもが袋まではい上がりやすいようにする。昨年10月中旬、ナズナがしきりにおなかをなめていたため袋を確認したところ、5センチほどの子どもがいた。同園でワラビーの子どもが誕生したのは5年ぶりだという。

 子どもは今、30センチほど。母親の袋から頭や前脚を出していたり、しっぽだけがちょろんと出ていたりする。暖かい日の午前中に、よく袋から顔を出しているという。

 袋から完全に外に出るまであと少しだといい、飼育担当者は「灰色の毛が生えそろってきた。外に出た姿もかわいらしいはず」と、その日を心待ちにしている。(榊原織和)