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 福島第一原発事故で全町避難が続く双葉町の帰還困難区域に17日、記者が入った。「原子力 明るい未来のエネルギー」と標語を記した町中心部の看板の前でも、サクラが咲いていた。小学生の時にこの標語を考え、事故で町から避難を強いられた大沼勇治さん(39)が案内してくれた。

 町は、看板が老朽化して危険だとして撤去する方針だが、大沼さんは「原発事故を伝える負の遺産を残すべきだ」と現場での保存を求めている。ソーシャル・ネットワーキング・サービスなどを通して、これまで2千筆以上の署名が集まったという。(根岸拓朗)