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大塚玲子さん

 PTA役員決めの季節。低学年では、役員の奪い合いになっている学校も多いのではないでしょうか。

 早くノルマを終わらせて働きに出たいと思っているお母さんが多い一方、「本当は嫌なものではない」と気づき始めている人もいます。PTA活動をやると、学校や受験のこと、地域のことなど情報が入ってくる機会にもなります。

 問題は、働く母親が増えているのに、活動は肥大化していること。変えようとすると、意見が噴出して時間がかかるため、前年と同じになってしまいます。役員をやりたくない理由は、委員会というシステムで、「活動の中身が見えない」という人が多い。委員会をやめて活動を洗い出し、1人1役やボランティア制にした学校もあります。活動をスリム化して、やりたい人が、楽しいことをやる。それは、PTAでなくてもいいのかもしれません。(聞き手・杉原里美)

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 〈おおつか・れいこ〉 1971年生まれ。編集者・ライター。結婚や離婚、子どもなど、家族をテーマにしている。近著に「PTAをけっこうラクにたのしくする本」「オトナ婚です、わたしたち」など。

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