[PR]

 世界気象機関(WMO)は17日、北東太平洋で発生する熱帯低気圧「ハリケーン」の呼び名に「Isis」を使うのを今後やめることを明らかにした。同じつづりが過激派組織「イスラム国」の略称として広く使われており、専門部会で不適当と判断したという。

 「Isis」は、古代エジプトの豊穣(ほうじょう)の女神「イシス」を意味する。一方、米CNNなどは「イスラム国」について「ISIS」という略称を用いている。

 WMOによると、この地域でハリケーンが発生すると、毎年、アルファベットでAから順に、QとUを除く24文字を頭文字とする呼び名が付く。呼び名はリストになっていて6組あるため、同じ名前が6年ごとに使われる。「Isis」は次回、2016年に使われる見込みだった。今後は代わりに女性の名である「Ivette」が使われる。(ジュネーブ=松尾一郎)