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 東京・代々木競技場で開催中のフィギュアスケート・世界国別対抗戦で古賀亜美(オリオンク)、フランシス・ブードロオデ(カナダ)組が、シニアデビューを果たした。カナダを拠点に練習に励む。

 17日のショートプログラムを滑り終えた2人は笑顔を見せた。6組中6位だったが、16歳の古賀は「クリーンに滑れた」、21歳のブードロオデは「世界のトップ選手と滑れてわくわくする」。ソチ五輪代表の高橋成美、木原龍一組が3月の世界選手権後にペアを解消して急きょ巡ってきた出場機会で、落ち着いた演技を披露した。

 福岡県生まれの古賀は、中国人の父と日本人の母を持つ。5歳の時、家族で行った北京のショッピングモールのリンクでフィギュアの魅力にとりつかれた。「上手なお姉さんがくるくる回っていた」。同じクラブで練習していた中国代表チームを見たのをきっかけに、12歳でペア転向。パートナーに恵まれない時もあったが、2年前にカナダに渡り、ブードロオデと出会った。

 3月の世界ジュニア選手権では6位。3年後の平昌五輪を目指すにはブードロオデの国籍のハードルもあるが、古賀は「いずれ五輪を目指したい」と誓う。(前田大輔)