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 京都市東山区の浄土宗総本山・知恩院で19日、江戸幕府を開いた徳川家康の400回忌法要が営まれた。伊藤唯真(ゆいしん)門跡ら約180人の僧侶が読経する中、高さ130センチの家康の位牌(いはい)に徳川宗家18代当主の徳川恒孝(つねなり)さん(75)が焼香。約500人の参拝者と遺徳をしのんだ。

 知恩院は浄土宗信者だった家康が1603年に生母の永代菩提(ぼだい)所に定めてから徳川家の庇護(ひご)を受け、三門や御影堂(みえいどう)などの大伽藍(がらん)が造営された。法要後、恒孝さんは取材に「家康公が長い太平の世をつくられたように、戦争のない平和な時代を守っていくことが(現代への)メッセージだと思います」と語った。境内の権現堂では29日~5月10日、国重要文化財の木造徳川家康坐像(ざぞう)・秀忠坐像が公開される。(久保智祥)