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 顔の真ん中の白い線に、細長い尾っぽ。東京都中央区銀座8丁目の路上で16日夜、ハクビシンを記者が撮影した。光る目をくりくりさせながら、のそのそと動き、白米の残飯をむしゃむしゃと食べていた。

 都環境局によると、ハクビシンは都内全域で目撃情報があり、銀座を含むエリアでは2012年度に1匹が捕獲された。

 東京23区を中心に全国のタヌキ、ハクビシンの目撃情報を集めている「東京タヌキ探検隊!」隊長の宮本拓海さん(47)の話では、都内では約5年前からハクビシン目撃情報がタヌキを超え、23区内に1千~2千匹いるとみられる。中央区の浜離宮恩賜(おんし)庭園には野生のハクビシンが定住していることが確認されているという。

 「ビル街ではえさとなる食べ物が少ないうえ、交通量が多いので定住は難しい。ただ、タヌキに比べて生息範囲を広げようとする特徴があるので、浜離宮から冒険の旅に出て来たのかも」と宮本さんは言う。(今村優莉)