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 統一地方選の122町村長選と373町村議選が21日、告示された。町村長選では、43・4%に当たる53選挙が無投票になった。町村議選では89選挙が無投票となり、定数の21・8%に当たる930人が有権者の審判を受けずに議席を得た。町村議選の無投票当選者数の割合は、過去最高だった2003年についで過去2番目だった。また、4町村議選で候補者が定数に達しなかった。

 19日に告示された一般市長選と市議選、東京の特別区の区長選と区議選とともに、26日に投開票(一部は翌日開票)される。

 町村長選には199人が立候補。町村議選は、定数4269に対し4832人が立候補を届け出た。

 全国最多の36町村長選と100町村議選が告示された北海道では、18町村長選と32町村議選が無投票となった。乙部町長選は8回連続、初山別村長選は11回連続だった。一方、清里町長選では、再選を目指す現職と元町職員が立候補し、44年ぶりの選挙戦となった。

 石川県川北町長選は現職以外に立候補がなく、1999年以降5回連続で無投票になった。鳥取県日吉津村長選では、現職が初当選から4回連続で無投票当選した。

 町村議選では北海道浦幌町(定数11)、東京都神津島村(同8)、新潟県粟島浦村(同8)、長野県南牧村(同8)の4町村で、立候補が定数を1ずつ下回り、いずれも全員が無投票当選した。各議会とも当面は欠員のままとなる。

 財政難や議会改革に加え、無投票や定数割れのおそれから、前回より定数を減らした議会も多い。群馬県上野村は告示直前の今月9日、定数を10から8に削減。9人が立候補し、選挙戦となった。昨年12月に定数を7から6にした奈良県黒滝村でも、7人が立候補し、12年ぶりに投票が行われる。

 一方、町村議選に立候補した女性は490人で全体の10・1%となり、過去最高だった。(三島あずさ)

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