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 22日の東京株式市場は、企業の業績改善への期待感から買い注文が膨らみ、日経平均株価は8営業日ぶりに一時、2万円台を回復した。午後1時では、日経平均が前日の終値より181円66銭高い2万90円75銭。東京証券取引所第1部全体の値動きを示すTOPIX(東証株価指数)は、10・85ポイント高い1619・73。午前の終値は、日経平均が214円28銭(1・08%)高い2万123円37銭。TOPIXは13・44ポイント(0・84%)高い1622・32。出来高は15億6千万株。

 3月の貿易統計が2年9カ月ぶりに貿易黒字に転じたことが好感され、朝方から買い注文が優勢となり、ほぼ全面高の展開になった。為替相場は1ドル=119円台後半で円安基調で推移し、自動車や電機、機械などの輸出関連銘柄が買われた。

 来週から本格化する2015年3月期決算の発表で、企業業績が過去最高水準になりそうなことも株高を後押しした。翌16年3月期も好業績が続くとの見方も広まり、買い注文につながった。

 日経平均は、10日に00年4月17日以来、15年ぶりとなる一時2万円を回復したものの、利益を確定する売りが出て、再び2万円を割り込んでいた。ただ、その後は中国人民銀行(中央銀行)の追加金融緩和などを好感し、上値をうかがう展開が続いていた。「世界的なカネ余りの状況で、リスク資産である株式を買う意欲が高まっている」(大手証券)という。(神山純一)

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