東京都内の自宅で亡くなっていたことがわかったグループサウンズ「ザ・ワイルドワンズ」のリーダー加瀬邦彦さん(享年74)の所属事務所は22日、通夜、葬儀の日程を発表した。通夜は27日午後6時、葬儀は28日午前11時から東京都文京区大塚5の40の1の護国寺桂昌殿で。喪主は妻泰子さん。

 事務所は、自宅で20日夜に死去したと明らかにした。自殺とみられる。下咽頭(いんとう)がんを発症して昨年3月に手術。ステージ復帰を目指して自宅で療養中だったが、今月に入り体調を崩して精神的に不安定な状態だったという。

 グループサウンズ全盛時の1966年にワイルドワンズを結成し、「想(おも)い出の渚(なぎさ)」「バラの恋人」などをヒットさせた。

 ワイルドワンズと命名し、大学時代から親交のあった歌手の加山雄三さんは「君はグループサウンズという日本の音楽の歴史に、多大な影響を与えたミュージシャンの一人だと思う。友人として心底誇りに思っているよ。また一緒にギターを弾いて音楽やりたいよな」と所属レコード会社を通じてコメントを寄せた。