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 塾講師や家庭教師として働く大学生の間で、休めなかったり、残業代が出なかったりする「教育ブラックバイト」の被害が目立つ。業者によっては違法な契約を結ばせているところもあるという。学生には、受験勉強でなじみの深い世界だが、注意が必要だ。

 「1コマ80分1600円。ということは時給で1200円か」。神奈川県の私立大3年の男子学生(20)は昨夏、大学のホームページからリンクしているアルバイト紹介サイトで、塾講師の募集を見つけた。

 50校以上を展開する個別指導塾。割高な時給の魅力に加え、大勢の生徒を相手にするより、1人のほうが気が楽だとも思った。でも、働き始めてほどなく、「思ったほど楽ではない」と気づいた。

 指導時間の20分前の午後6時半には出勤しなければならず、指導の後は、学習カルテの記入など雑務に追われた。2コマ連続で指導して、午後9時半に授業が終わるのに、塾を出るのは午後10時半になることも。冬期講習がある冬休みは直前にシフトを決められ、自分の都合で休めない。試験勉強もできなかった。

 やめようと思ったものの、契約では後任が決まるまで勤務しなければ、損害賠償を請求する――などと決められていた。

 ふと、高校で習った「最低賃金…

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