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 70歳以上の大阪市民は、市営地下鉄やバスの優待乗車証(敬老パス)が取得できる。かつては無料で乗車できたが、2013年7月から年間3千円の負担金があり、昨年8月からは1回50円の乗車賃が取られる。橋下徹市長が歳出を削るため見直した。

 大阪都構想で大阪市がなくなると、地下鉄やバスは大阪府が運営するようになるが、敬老パスの対象がほかの府民に広がることはない。値引き分の肩代わりは、市から特別区が引き継ぐからだ。

 福祉サービスの大半は特別区に移り、いまの区役所が支所となって窓口になる。特別区長が橋下市長のように政策判断で負担額を見直したり廃止したりする可能性もある。

 一方、国民健康保険や介護保険などは、保険料にばらつきが出ないように、特別区がお金を出し合ってつくる「一部事務組合」が一体で担うことになる。(野上英文

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